2019年1月16日(水)リニューアルオープン! 新宿駅南口徒歩5分。ディスクユニオン唯一の'60年~'70年代の洋楽ロック新品/中古 CD・DVD専門店です。 Allman Brothers Band / Beatles / Bob Dylan / David Bowie / Eric Clapton / Grateful Dead /Jimi Hendrix / Led Zepplin / Rolling Stones...の王道ロックをはじめ、PSYCH / GARAGE / SOFT ROCK / AOR / SSW / FOLK / HARD ROCK等といった、クラシック・ロック全般を濃く深く取り揃えております。買取は常時大募集中でございます。ロック査定専門スタッフがお客様のコレクションを一点一点丁寧かつ、適正価格で高額買取いたします!

EM Recordsフェア2019 商品情報 その1






●田中重雄宮司 / 弓神楽 (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1154CD / 4560283211549)
民謡発掘チーム、俚謡山脈とエムの1STコラボ・リリース。無形民俗文化財に指定された伝説的な土着霊性音楽「弓神楽(ゆみかぐら)」の初CD/LP化!
これはエチオピアの音楽ではない。マニュエル・ゲッチングの「E2-E4」ではない。スピリチュアル・ジャズではない。これは広島県府中市(旧上下町)の井永八幡神社に伝わる日本最古の神楽(かぐら)である。信じられないかもしれないがこれは事実です。
本物の「弓」に張った弦を細い竹で叩くことで生み出される不可思議な音色とビート、ミニマルに刻まれる摺鉦(すりがね)、それと関係を持たず浮遊する笛の音、そして恐るべき求心力で全てをコントロールする「声」。
本作は弓神楽を始め、神楽・特殊神事・若宮等の研究を深め、旭日單光章を戴かれた宮司である故・田中重雄宮司がアーカイブの目的で吹き込んでいた1991年録音にリマスターを施したものである。また、CD版には、弓神楽のただ一人の後継者、田中律子宮司の唱誦をボーナスに収録した。
エンタテイメントと神事の境目を越えるこの無比の音楽を、無形民俗文化財の名目で図書館に死蔵させておくわけにはいかない。俚謡山脈とエム・レコードが最大級の敬意と畏れを込めてお届けする作品です!





●境石投げ踊り保存会 / 境石投げ踊り (CD) 国内CD 2,700円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1171CD / 4560283211716)
永久民謡劇場!!!!! SPKのように打ち鳴らされる金属音、漂う笛の音、そしてブルージーなリリックをたずさえた朴訥過ぎるうた… 過剰に放出された関東無意識集合体?? 賽の河原で繰り広げられる地下レイブ・パーティー??? 極東ライク・ア・ローリング・ストーン秘録をキミも体験しないか??? (持田保/インダストリアル・ライター)
『弓神楽』に続く俚謡山脈監修リリース待望の第二弾はいよいよ「民謡」。それは農村インダストリアル・ミュージック極北、「境(さかい)石投げ踊り」!!!!!!!!
日本全土に無数にある「盆踊り」、俚謡山脈 X エム・レコードが考えるその最深部且つ理想形のひとつがコレだ。ジャーマン・ロックを思わせる跳ねない太鼓と鉦のハンマー・ビート、圧倒的な音量で一斉に吹き鳴らされる笛、それらが徹底して反復するミニマル・ダンス・ミュージックの極地! そのあまりにもストイックで鋭角的な音像は、電気を使わずに奏でられる「農村のインダストリアル・ミュージック」「畑の中のリッチー・ホウティン」とでも呼びたくなる。これが埼玉県北部に今も残る「境石投げ踊り」だ。当地ではこの古い形を残す唄と踊りを観光化することなく、盆の営みとして現在に至るまで続けている。今回我々は昭和58年に埼玉県立民俗文化センターが制作したレコード「埼玉の盆踊り」に収録された同曲をリマスターし、更に当時の録音メンバーを含む平成29年現在の保存会による最新ヴァージョンをSUGAI KENのレコーディング/ミキシングで収録した。石仏も思わず踊り出す、日本のダンス・クラシックを皆さまの耳でお確かめください。装丁は『弓神楽』に引き続き高木紳介(SOI48)。
+ CD 版:日本語・英語解説/貴重写真多数/36頁(予定)ブックレット封入/ワイドケース仕様





●木崎音頭保存会/クラーク内藤 / 木崎音頭 (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1179 / 4560283211792)
俚謡山脈監修リリース第三弾、今度は群馬だ! 目が眩むようなブースト低音に慄くキラー民謡「木崎音頭」を現地保存会のオリジナル版と当世TRAP版のダブルでリリース。
我が国で初めてレコードになった民謡であり、民謡界最大級のダンクラとして親しまれる「八木節」、その直接的な源流が群馬県太田市新田木崎町に今も伝わる盆踊り唄「木崎音頭」だ。この曲がとにかくヤバい。その危険なまでのド迫力の前にはどんな民俗音楽系ダンス・チューンも霞んでしまう正にキラー・オブ・キラー! スタジオでEQ調整を間違えたか?と思わず耳を疑ってしまう歪んだ低音と異様な残響に彩られたマッシヴなロウ・ビート。そして色街の夜に生きる飯盛女(注1)のストーリーを赤裸々に綴った口説き形式(注2)の歌詞。これはシカゴで生まれたゲットー・ベースでも、アトランタで生まれたトラップでもない。北関東の生活の中で育まれた日本民謡なのだ。
今回我々は木崎音頭保存会の協力の下、盆踊りの夜の喧騒を閉じ込めた昭和55、56年の現地録音版をリマスターして収録。そこに新しい試みとしてクラーク内藤による新録の木崎音頭を併せて収録した。ガレージ・パンクをサンプリングしたトラックでラップし、ゴルジェ界隈でも活動するMC/トラックメイカーのクラーク内藤は、ボ・ディドリーとベース・ミュージックを「3分間のR&R」というタームで接続するセンスの持ち主。俚謡山脈×クラーク内藤の共同作業は当世風のトラップ・ビートにスウィートなシンセを添えた現代版の木崎音頭を生み出した。これは俚謡山脈がSOI48のパーティーで行っている「民謡をターンテーブルに乗せて爆音で鳴らす」という行為の延長でもあり「新しい民謡の楽しみ方」の提案だ。単にカッコいい音楽としてお楽しみ頂きたい。
注1:飯盛女(めしもりおんな)
かつて日本の宿場町で家事労働と性労働に従事していた女性のこと。木崎は日光例幣使街道の宿場町として栄え、多くの飯盛女が越後より奉公に来ていた。その飯盛女たちが越後から持ち込んだ新保広大寺節が木崎音頭の元唄である。
注2:口説き形式
7-5 もしくは7-7 の単位を繰り返し、長時間演唱される楽曲(詞)の形式。長編の物語を歌にする遊芸人の芸能や、トランス状態を生むため夜を徹して行われる盆踊りなどに多く見られる。木崎音頭は7-7-7-7 を一単位としている。監修・解説:俚謡山脈
装丁:高木紳介(SOI48)
+ 解説/歌詞/貴重写真掲載
+ 日本語・英語表記
CD版:20Pブックレット封入、通常ジュエルケース仕様





●葛西おしゃらく保存会、他 / おしゃらく (2CD) 国内CD 3,132円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1181DCD / 4560283211815)
もう言わずにいられない「ジジイババアの芸は最高だな!」
俚謡山脈監修シリーズ第四弾は、東京の芸能「おしゃらく」伝説の録音の初蔵出し。明治生まれの芸達者達による最強のパス・ザ・マイク・セッションまでも収録した全28曲、これぞ良い声、良い唄の大洪水!
東京にも民謡ってあるの?と問われたら答えたい「東京こそ唄の宝庫だ!」と。東京オリンピックによって急速に失われた「古き良き東京」をはっぴいえんど(松本隆)は「風街」という架空の街に見立てたが、「風街」とは別の東京、農民漁民や船頭が生きていた東京がつい数十年前まで存在していたことを、一体どれほどの人が現実に知っているだろうか?毎月念仏講(※1)が催され、農作業や土木作業で唄う作業唄があり、晴れの場では祝い唄を全員で唄い、夏が来れば盆踊りで死者の霊を慰めた。
今回我々が紹介するのは、東京の江戸川区および隣接する千葉の浦安に残されていた「おしゃらく」という芸能だ。おしゃらくは念仏講で歌い踊られていた念仏踊りを起源とし、そこに遊芸人である瞽女や飴屋の唄、江戸のはやり唄などを取り込みつつ高度に発展を遂げた「民謡と民俗芸能のハイブリッド」とでも言うべきものだ。この芸能は茨城から千葉、埼玉、神奈川まで分布しており、「万作踊り」「小念仏」の名称でも知られているが、おしゃらくはその中で最も複雑かつ洗練された芸能と言える。達者な三味線、モーラム(※2)にも引けを取らない節回しを聴かせる唄、踊り手を鼓舞するように快調なビートを刻む鉦と太鼓。民謡には「素人の良さ」があるのは確かだが、ここに登場する人々は「芸達者中の芸達者」だ。CD版のディスク2には、そのおしゃらくオールスターズが唄う葛西と浦安の民謡を収録しており、これがまた凄い内容。作業唄から盆踊り唄まで一流の芸達者たちによる土着民謡大会! ファンキーとかドープとかいう言葉ではとても表しきれない、目くるめく「良い声」「良い唄」の大洪水に酔いしれて欲しい。
本作収録音源は、現在も葛西おしゃらく保存会の会長を務める藤本秀康氏が昭和40~50年代に自ら録音した膨大な量の所蔵テープから、俚謡山脈が藤本氏と共にセレクトした。アレマイユ・エシェテ(※)のような歌手が日本にもいたらな~と夢想したことがある人に教えたい。小川金蔵、長谷川米吉、高橋八五郎、藤代伝八、等々、全員素人だがプロ以上の声を持った達人たちが東京と千葉にいたのです!と。
※注釈
1) 念仏講:主に浄土宗系の信者が、集まって念仏を唱える儀式のこと。同時にその集団自体を指す。念仏が済むと、持ち寄った食事を食べたり、唄や踊りで楽しんだ。宗教儀式というよりは、今で言うところの老人クラブに近い。
2) モーラム:ラーオ系の芸能でラオスやタイ東北地方イサーンが本場。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人” で、その歌手と芸能の両方をさす。モーラムは“歌” ではない。
3) アレマイユ・エシェテ (ALEMAYEHU ESHETE):エチオピアのジャズ/歌謡歌手。1941年生まれ。エチオピア独自のフィーリングを色濃く残したその節回しでジャズやロックを堂々と乗りこなし、エチオピアのエルヴィスという異名を取った。
=CDディスク1:『おしゃらく』=
=CDディスク2:『葛西・浦安の民謡』=
※こちらはCD版のみ収録となります。
※LP版はCDディスク1から抜粋し、LP版のみのトラックを追加。
+ CD 版:デュオケース/ 38 頁ブックレット封入予定
+ 解説/歌詞/貴重写真掲載
+ 日本語・英語表記
監修・解説:俚謡山脈
ADテープ変換:菅井健 (SUGAI KEN)
マスタリング:倉谷拓人 (Ruv Bytes)
装丁:高木紳介(Soi48)




●アンカナーン・クンチャイ / イサーン・ラム・プルーン (CD) 国内CD 2,700円(税込) (EM RECORDS / EM1126CD / 4560283211266)
映画『バンコクナイツ』エンディング曲「イサーン・ラム・プルーン」収録! タイ音楽史に残る不朽の名作であり、エムのタイ音楽アーカイブのベストセラーが内容充実の新装版で再登場!
タイ音楽の基本はまずこの1枚から! 今春公開の映画『バンコクナイツ』に出演して最高の演技をみせたアンカナーン・クンチャイが、1975年に発表した名盤1STアルバム。伝統を受け継いだ正統モーラム歌手である彼女が吹き込んだ「イサーン・ラム・プルーン」(1971)は、大プロデューサー、スリン・パークシリが発明した新音楽《ルークトゥン・モーラム》を爆発的に広め、28曲のカバー曲を産み、今なお歌い継がれるルークトゥン・イサーン・クラシック。この曲を冠にした本アルバムの多彩で不変的な魅力は、時代と国境を越えて今も輝き続けています。今回の新装版ではブックレットを28ページに拡充し、念願の歌詞の訳詩を掲載。また解説も全て刷新し、空族の富田・相澤両監督とおなじみSOI48 が執筆した大充実の内容です!
+念願の訳詩を日本語・英語で掲載
+解説:富田克也(空族)、相澤虎之介(空族)
+本文解説:SOI48
+28頁ブックレット
初回版発売日:2014年5月24日





●ダオ・バンドン / コン・キー・ラン・クワーイ(水牛に乗る人):エッセンシャル・ダオ・バンドン (CD) 国内CD 2,700円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1131CD / 4560283211310)
女、酒、農業、貧乏......自らを田舎者と名乗り、土着的な演奏にのせながらタイ東北地方の生活を歌い続けた「水牛に乗る人」ことダオ・バンドンのエッセンシャル盤が世界初登場! 厳しいイサーンの土地で栽培された独自のルークトゥン世界観がこの1枚に農耕(濃厚)凝縮! ワールドミュージック!? レアグルーヴ!? 辺境!? 歌謡!? ......。貧乏人から成り上がった男が作りあげた大(タイ)衆音楽のルーツがここに! 
ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJ が最もリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドン! 今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っていた。しかし70年代のイサーンで何が歌われていたのか? 何故ダオ・バンドンがヒットしたのか? その魅力は謎に包まれたままだった。今回ダオ・バンドン先生に直接取材&イサーン語とタイ語が混じった全曲を対訳し、驚愕の事実が白日の下に! レゲエ顔負けのガ○ジャ・チューンからセッ○スについて歌った曲、まるでブルースの世界の恋愛ソング......などなど、のどかなイサーンの笑えて泣ける原風景が今解き明かされる。
80年代にはハニー・シーイサーン、チンタラー・プンラープなどワールドミュージックでお馴染みの歌手をプロデュースしていたダオ先生。今も絶大な人気を誇るルークトゥンというジャンルの現在に至るまでのルーツが詰まったアルバムです。これを聴かずしてタイ歌謡はありえない! なお、本作では全歌詞をタイ語・日本語・英語で、解説は日本語・英語掲載し、タイの固有名詞の注釈も完備! 今後のワールド系リリースの指標になるであろう気合い仕様! 
選曲・解説:SOI 48
CD版:
+通常ジュエルケース/ライナー封入
+日本語・英語両表記
+歌詞・日英訳詩・貴重写真掲載





●ホントーン・ダーオウドン / バンプ・ラム・プルーン:エッセンシャル・ホントーン・ダーオウドン (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1142CD / 4560283211426)
Soi48 とエムによるタイ音楽シリーズ。今回は70年代にモーラム・アイドルのブームを巻き起こした歌姫のひとり、ホントーン・ダーオウドンのタイ国外初登場のベスト選。タイでも未 CD 化の音源収録、訳詩も完備!
小柄で童顔、可憐なパーソナリティーで愛されたホントーンは、モーラム(*1)とルークトゥン(*2)という 2大ジャンルの真ん中に立って活躍し、80年代以降の次世代歌手の手本になった一方、人気絶頂期に突如引退したミステリアスな歌姫である。彼女の音楽は大物プロデューサー、ドイ・インタノンの初期の名仕事であり、このコンビで当時の常識を破る作品を発表。本ベストではモーラム/ルークトゥンを股にかけた彼女の本当(ほんとーん 汗)に幅広いレパートリーを、信頼のSOI48の選曲で抽出し、その魅力を分かりやすく伝える。モーラムにディスコを取り入れた変態チューンで大ヒット曲「BUMP LAM PHLOEN」、彼女の代表曲である永遠のモーラム・キラー「HONGTHONG KHANONG LAM」等のアッパー・チューンから、ルークトゥン・ナンバー、幻の自主制作シングル(内容最高)、更にあの「りんご追分」の美しいカバーも収録。別の目玉はホントーンの直接取材を元にしたSOI48の解説で、知られざるストーリーが明かされる。何をしてホントーンがタイ音楽界のニューウェーヴだったのかこれで是非体験あれ!
*1「モーラム」:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。
*2「ルークトゥン」:タイの地方の音楽とロック、ラテン、インド、中国、日本、ハワイ等々の音楽を吸収して形成されたタイ独自の歌謡ジャンル。通称「田舎者の歌」。60年代前半にその名ができた。
+ 選曲・解説・装丁:SOI48(英訳付き) + 日本語・英語訳詩 
+ CD 版:通常ジュエルケース,20 頁ブックレット 
+ LP 版:ライナー封入





●クワンター・ファーサワーン / ラムペーン・モーターサイ・タム・セーブ:ザ・ベスト・オブ・ラムペーン・シスター・ナンバー・ワン (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1145CD / 4560283211457)
いよいよ「本物」の登場だ!
タイのお兄ちゃん・オネエちゃん達を熱狂させたラム・ペーン女番長、クワンター・ファーサワーンのワルなチューンを濃ゆく絞った8曲勝負。伝統とかけ離れたダンス現場仕様、ストリート・モーラムの赤裸々な姿がここに!
伝統の「型」を継承する側面をもつ芸能だったモーラム(*1)では、新しく型を作ることは稀だったが、80年代初頭に出現した「ラム・ペーン」は、凄腕プロデューサー、ドイ・インタノンが時代のニーズで創作した新型ラムで、その登場は文字通り<型破り>の出来事だった。このラム・ペーンは最初からダンスホール現場に特化、現在最前線で猛威を振るうラム・シンの登場を促したともいわれ、90年代以降のタイ産ベースミュージックの祖となる重要ラム型だ。本解説ではSOI48がその誕生秘話を解き明かす。
クワンターはドイ・インタノンに歌手1000人の中から選ばれてデビューしたラム・ペーンの代表格。ストロングな風貌で底辺のタイ人(イサーン人)の生活風景をラムし、ダンスを煽り、太く短く燃えたパワフルな歌手だ。代表曲のひとつ、モーターサイ(*2)のエンジン音をぶち込んだタイ式バイカー・ソング傑作「LAM PHAEN MOTORSAI THAM SAEP(モーターサイにやられた!)」をはじめ、ヘヴィーなストリート・モーラムをお楽しみあれ!
*1:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。
*2:タイでいうオートバイのこと。
+ 選曲・解説・装丁:SOI48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ CD 版:通常ジュエルケース,20頁ブックレット
+ LP 版:ライナー封入





●パイリン・ポーンピブーン / ラム・クローム・トゥン:エッセンシャル・パイリン・ポーンピブーン (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1147CD / 4560283211471)
タイ音楽の宝物! 正統派モーラム(※)歌姫、パイリン・ポーンピブーンの名演ベスト選。タイ必須盤そして世界初再発・CD化!
パイリン・ポーンピブーンはイサーン音楽の重鎮、スリン・パクシリの秘蔵っ子で、アンカナーン・クンチャイを踏襲した正統派のモーラム歌手だ。世界初となる本ベスト盤ではパクシリとの名コンビによる全盛期70S後半~80S初頭の名演を集めた。実力も人気もあったが録音は多くなく(→パクシリが粗製濫造を嫌った)、殆どがシングル盤のリリースだったため本作の音源価値は相当に高い。ほぼ全曲が世界初再発・CD化となる。
表題曲「ラム・クローム・トゥン」はイサーン音楽映画の傑作『モンラック・メナム・ムー』(78年)の主題歌で彼女の代表曲。更にそのバッキングはイサーンの伝説ペッピントーン・バンド! これに感動したタイ歌謡の大物ワイポット・ペットスパンが、パクシリにカバー制作を懇願したという曰く付きの名曲だ。
常にイサーン音楽に新風を吹き込んできた変革者でもあるスリン・パクシリだが、パイリンは彼が最もキレていた時代の歌手ゆえ作品は実験場と化し、曲ごとに一風変わった編曲と仕掛けのフックが仕込まれている。ラム・プルーンやラム・タンワーイ、ルークトゥンなどどれも一癖ある録音揃い。歌手の歌と容姿にのみスポットが当てられがちなタイ音楽の中で、日米欧の名うてのプロデューサー/アレンジャー仕事と同じく、サウンド面でも語られるべき名曲が並ぶ。ファンクでもジャズでもロックでもクラブミュージックでもない独自の音楽モーラム! タイ音楽を知れば知るほどその輝くような特別さがわかる、SOI48とエムが自信を持ってお送りするスペシャルな1枚です!
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※注「モーラム」:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。
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+ 選曲・解説・装丁:SOI48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ CD 版:通常ジュエルケース,24頁ブックレット
+ LP 版:ライナー封入





●ステープ・ダーオドゥアンマイ・バンド / 俺たち兄弟、都会を行く (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1149CD / 4560283211495)
タイの現行トップ歌手シリポンが在籍した80S モーラム楽団の名盤!
イサーン人の喜怒哀楽を詰め込んだ愛すべきモーラムのキラメキ・ショーケースです~ !!
ステープ・ダーオドゥアンマイ・バンドは出稼ぎで財を成したという音楽好きイサーン人のステープ・ダーオドゥアンマイさん(実在)が組織した伝説的なモーラム楽団だ。本作は当時ホントーンを手がけ、新開発ラム「ラムペーン」で大爆発中だったドイ・インタノンにプロデュースされ、イサーンのNO.1バンドとして数百万本売ったという80S カセットテープ時代の名盤である。
コーシン&カノーンサックによるクリスタルキング~アリス系の熱い男ツインVOX 最強チューン「俺たち兄弟、都会を行く」を筆頭に、モーラムのブラザー&シスター4 人で中央(バンコク)殴り込み、終始ダンスホールに徹したラムを展開。当時の熱狂ライブが想像できるノリで、イサーン最下層の悲喜こもごもをラムした歌詞は必読だ。また、ワールドミュージック・ファンの注目はなんといってもシリポンとウボンラットのアムパイポン姉妹が在籍していたことで、シリポンの幻のデビュー曲「モーラム娘は愛を待つ」を収録!シリポンはじめ関係者取材をもとにしたおなじみSOI48 の解説、全歌詞日本語・英語訳を掲載。世界初CD 化です!
注釈:「モーラム」モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“ 語りの達人” で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“ 歌” ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。





● / バンコク・ナイツ 国内CD 2,700円(税込) (EM RECORDS / EM1162CD / 4560283211624)
「早くも2017年日本映画のベスト・ワンに遭遇?」(キネマ旬報)
話題騒然!間もなく公開される空族最新作『バンコクナイツ』のサントラが満を持して登場です!劇中曲を完全網羅のフルボリューム!
『バンコクナイツ』のみが到達できたあの世界がサントラ上でもぶちまけられる。スティルイチミヤのYOUNG-G、DJ KENSEIらHIPHOP 勢のトラック、山崎巌率いるバビロンバンド、タイの70S/80S モーラム&ルークトゥンの名曲達が互いをリスペクトするように並び、そこにEDMとフィールド録音が奇妙に溶け込む世界-----。
劇中で強烈な印象を残したクン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンドの野外演奏、アンカナーン・クンチャイ演じる占い師サイのモーラム、TONDO TRIBE のラップ、カラワンのスラチャイの亡霊語り、そして多くの人が魅了され問い合わせ多発となったあのルークトゥン名曲「田舎はいいね」、そしてエンディング曲「イサーン・ラム・プルーン」ももちろん収録です。タイの街角の喧噪とイサーンの村落の閑静を交えた、音で綴る『バンコクナイツ』。実はエムにとって初のサントラ・リリースにもなります!
装丁はスティルイチミヤのMMM(スタジオ石)。
+映画関係者の解説コメント掲載
+20頁ブックレット





●プムプワン・ドゥワンチャン / ラム・プルーン プムプワン・ドゥワンチャン 国内CD 2,700円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1166CD / 4560283211662)
エム+SOI48 監修タイ音楽アーカイブ・シリーズ最新作
いよいよ「ルークトゥン女王」プムプワンが登場! 世界初CD化かつ実はプムプワン作品自体が本邦初の公式リリースという二重の快挙!!!!!!!! タイ音楽必須・必携盤!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワールドミュージック全盛期に「ルークトゥンの女王」として君臨し、日本でも熱狂的なファンを生んだ伝説の歌手(前川健一著『まとわりつくタイの音楽』の表紙であまりにも有名)、あのプムプワンが没後25年を経て悲願の本邦初登場を飾ります。しかも本作はキャリア頂点の80年代半ばにドイ・インタノンのプロデュースで制作された名盤。早逝したスーパースターゆえ編集盤・改編版(ほぼカセットのみ)が山ほどあり、一番いい時期にリアルタイムで出たオリジナル・アルバムは一体どれやら??という中で、トータル・プロデュースされた本作は格別の存在感を放ちます。
1992年に30歳で病没後、プムプワンはタイで国王の写真と並び置かれるような「歌聖」として祭られていますが、成功と不幸が極端にミキシングされた生涯でゴシップが多い反面、彼女が音楽面から真正面に捉えられる機会は実は少ないといえます。今回は複数の関係者に取材した情報をもとに、プンの音楽の素晴らしさとその実態に解説で切り込みます。
+日本語・英語訳詩掲載 +解説:SOI48 +世界初CD 化 +ジュエルケース/ 24 頁ブックレット封入





●バーンイェン・ラーケン / ラム・プルーン ワールドクラス:ジ・エッセンシャル・バーンイェン・ラーケン(選曲: SOI48) (CD) 国内CD 2,700円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1174CD / 4560283211747)
遂に遂に遂に~! EM + SOI48 タイ音楽アーカイブにタイ芸能界に君臨するアイドル・モーラムの元祖、バーンイェン・ラーケンが登場! 最高・珠玉の12 曲収録の必聴マスト盤!
祝! 「爆音映画祭2018 特集タイ|イサーン VOL. 2」 2月開催記念。タイ音楽、ワールドミュージック・ファンのみならず、良質の女性ヴォーカル・ポップスを楽しみたい全ての音楽ファンに捧げる特選作品!
バーンイェン・ラーケンは現在も全盛の女性マス・アイドル・モーラムという存在を築き上げた第一人者で、60年代後半からアンカナーンやホントーン等含む数多の歌手の目標になったスーパースターだ。イサーンの大物プロデューサー、テープパブットに見いだされた彼女は、西洋音楽をいち早く取り入れた都会的なモーラムをひっさげ、ド派手な衣装と妖艶なステージ演出で伝統的なモーラム興行を破壊。この時代を先見したスタイルは当時非難もされたが、それ以上に熱狂的に支持され現代の本流になったという影響力は図り知れない。
彼女が支持されたのは見た目の可愛いさ派手さだけでは決してなく、歌の良し悪しが第一だった時代にデビューし、伝説的モーラム歌手の間で芸をもまれ、歌の巧さでも人々を魅了した才色兼備の持ち主だったからだ。それもそのはず、モーラムの古典的な徒弟制下で学んだバーンイェンの歌唱力は折り紙付き。今や国を代表する歌手の一人である(タイ・フェス出演で来日経験もあり)。
今回は彼女が最も猛威を振るった70年代の革新的モーラム&ルークトゥン作品をコンパイルし、ド派手でアップな曲からしっとり歌い込む渋い曲までバランス良く配分。バーンイェンの生来の才能である歌の巧さに焦点を当てた「聴き込める」ベスト盤だ。選曲・解説・装丁はもちろんSOI48!
+ CD 版:日本語・英語解説/歌詞/貴重写真多数/ 28頁ブックレット封入
+ LP 版:ライナー封入





●トンファド・ファイテッド / ディー・ソー・イサーン:ザ・ノース・イースト・ヴァイオリン・オブ・トンファド・ファイテッド (CD) 国内CD 2,376円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / EM1101CD / 4560283211013)
泰国シャドウの名盤『SON OF P.M.』のリリースから1年。EM RECORDSがタイに戻ってきた!! 同じタイでも今回焦点が当たるのは、MAFT SAIやEGON、世界のディガーやレーベルがこぞって注目するタイ東北地方(イサーン)の伝統音楽モーラム。しかもモーラムに独特の味わいをもたらす不 思議な楽器ソー(中国の胡弓のような楽器)の第1人者THONGHUADさんにスポットを当てたディープすぎるコンピレーション。
70年 代から80年代に活躍したHONG THONG DAW U-DON、CHABAPRAI NARMWAIなど(廃盤のSUBLIME FREQUENCIESのモーラムコンピにも収録)の有名モーラム・シンガーのバック・バンドにはこのTHONGHUADがいた。ボーカル曲が前面に出さ れた時代ではバック・バンドの一員のTHONGHUADの音源はプレス枚数も少なく、レゲエでいうVERSION的な扱いで大変レア。現在その貴重なイン スト音源を聞けるのはSOUNDWAYから発売された『SOUND OF SIAM』に収録の15曲目「DIEW SOR DIEW CAAN」しかなかった。今回EMレコードはそのインスト音源を中心に国宝級の人物をもれなく紹介!! イサーンの農村風景が浮かぶような土着ファンキー・モーラムの世界にようこそ!!





●サン・オブ・ピーエム / ヘイ・クローン・ヤオ!:エッセンシャル・コレクション・オブ・モダナイズド・タイ・ミュージック・フロム 1960S (CD) 国内CD 2,484円(税込) (エム・レコード (EM RECORDS) / / 4560283210900)
日本が誇るエム・レコードがタイ物をリリース!! 2010年最後もタイ物でチョックディー※!!
※幸運を!の意
The Son of P.M. / Hey Klong Yao! : Essential Collection of Modernized Thai Music from the 1960s
ザ・サン・オブ・ピーエム / ヘイ・クローン・ヤオ!:エッセンシャル・コレクション・オブ・モダナイズド・タイ・ミュージック・フロム 1960sUKの貴重なアフリカ音源の再発レーベルSOUNDWAYの究極のタイコンピ『SOUND OF SIAM』に続き我等がEM RECORDSがタイ物をリリース!!
しかもテーマを決めたコンピレーションでのリリースが多いタイ物再発の中、エム・レコードは単体バンドの発掘、オリジナルジャケでのリリースをしてくれました!!しかもアナログ再発もありますよ~!!
ところで肝心な中身ですがSUBLIME FREQUENCIESの『SHADOW MUSIC OF THAILAND』にも収録されたTHE SON OF P.M.の全曲ほぼ初再発音源コレクション!! 数あるタイ現地CDでも再発されてこなかった貴重盤の数々が大復活です!!
モーラム、ルーク・クルン、ルーク・トゥンの再発CD化ラッシュの中、手がつけられていなかったバンド系の再発はまさに快挙。華僑の老人としぶとい交渉をしたと思われるEM RECORDSには頭が下がります。ガレージ好きはもちろん全ワールドファン、辺境ファン、タイ好きにオススメです。