2019年1月16日(水)リニューアルオープン! 新宿駅南口徒歩5分。ディスクユニオン唯一の'60年~'70年代の洋楽ロック新品/中古 CD・DVD専門店です。 Allman Brothers Band / Beatles / Bob Dylan / David Bowie / Eric Clapton / Grateful Dead /Jimi Hendrix / Led Zeppelin / Rolling Stones...の王道ロックをはじめ、PSYCH / GARAGE / SOFT ROCK / AOR / SSW / FOLK / HARD ROCK等といった、クラシック・ロック全般を濃く深く取り揃えております。買取は常時大募集中でございます。ロック査定専門スタッフがお客様のコレクションを一点一点丁寧かつ、適正価格で高額買取いたします!

★FINDERS KEEPERSからターキッシュ・ジャズのレジェンド・ドラマーDURUL GENCEが70年代ノルウェイ/オランダでの生活で残したファズ・ロッキンな未発表秘蔵音源『BLACK CAT』が発掘7"リリース!

2019年10月入荷予定----



★FINDERS KEEPERSからターキッシュ・ジャズのレジェンド・ドラマーDURUL GENCEが70年代ノルウェイ/オランダでの生活で残したファズ・ロッキンな未発表秘蔵音源『BLACK CAT』が発掘7"リリース!

●DURUL GENCE / BLACK CAT (7") 輸入7" 1,404円(税込) (FINDERS KEEPERS / FKSP015 / 5060099507137)
ターキッシュ・ジャズのレジェンド・ドラマーが70年代ノルウェイ/オランダでの生活で残したファズ・ロッキンな未発表秘蔵音源が発掘7"リリース!

70年代には伝説のアングラ・フュージョン・グループASIA MINOR MISSION (AMM)を率いて活躍した1940年アンカラ生まれのジャズ・ドラマーDURUL GENCE。トルコ国内ではスーパー・スター歌姫AJDA PEKKANや大女優RUCHAN CAMAY、歌謡界の大物シンガーALPAYなど大御所と共演、国外ではHERB GELLERにSONNY SHAROCK、BERTICE READING、HARBIE MANNら世界的スターたちとステージを重ねてきた名手です。

トルコでパパラッチに追われる生活の中で、もうひとりのターキッシュ・パーカッション・レジェンドOKAY TEMIZ同様に遠くノルウェーに安息を見出したDURUL GENCE。フランスで活動したBARIS MANCOにMOGOLLARや、ドイツでのCEM KARACAやGOKCEN KAYNATANらの例のように、GENCEとノルウェーの関係は故郷では想像もできなかった作曲への情熱を再燃させ、以前は手が届かないと考えていた扉を開くことになりました。

ヴァーレーズ門下の電子音楽パイオニアILHAN MIMAROGLUや女流ヴォイス・パフォーマーの先駆TULY SANDことTULAY GERMAN、CANのコラボレーターとしても知られるKARDASLARのALEX WISKA、DON CHERRYの中東ジャズ行脚にも同行しスウェーデンで活動したSEVDAのトランペッターMAFFY FALAYらといった前衛/ポップ・カルチャーの緩やかな連帯の中で、GENCEは徐々にアナドル・ポップの分野に目覚めていきます。

ノルウェー移住でファン層は拡大したものの、現地でスタジオ・セッションが行われることなく2年が経過。AMMのメンバーはオランダ・ツアー後に散り散りになりDURUKANとDIKMENは帰国後CEM KARACAのバンドDERVISANに参加、またDIKMENはFINDERS KEEPERSからのリリースでおなじみのSELDA作品でもキーボードを披露しています。

そんな中オランダはデルフトに赴いたGENCEですが、当地でダッチ・ビート・サイケ・ポップ・コンボTEE-SETの元ヴォーカリストPETER TETTEROOと邂逅。AMMのファンだった彼はGENCEのペンによるAMMのデモ2曲をPHILIPS専属の移民系エキゾ歌姫SASI NAZ用の楽曲として再度吹き込むことを提案し、本録音が新たなデモとして残されることになりました。ただ彼のホーム・スタジオで行われたセッションでは特徴的なファズが大胆にフィーチャーされましたが、現在までこのギタリストは不明とのこと。GENCEによればTEE-SET/AFTER TEAのFERRY LEVERではないかとのことですが本人はこれを否定。TETTEROOが02年に亡くなったことで真相はお蔵入りとなっています。

簡素なスタジオにあったドラム・セットは骨組みのようなものでハイ・ハットやタム、スネアすら欠けていましたが、ボンゴとタンバリンをセットすることで問題なく進行。結果として浮き出たグルーヴには当然ジャズ的アプローチが欠落し、AMMのライヴ定番だった2曲はわずか30分というジャムの中でフリーキーに削ぎ落とされたロック・ヴァージョンとして現出するに至ります。

結果としてPHILIPSとの契約は実現せずSASI NAZが歌うこともありませんでしたが、このAMM楽曲のレコーディングは73年5月のオスロでのライヴ・パフォーマンスとともにコアなマニアの間で記憶され、現在までその存在が伝説を越えて神話のようにまことしやかに囁かれ続けていました。そんな幻の逸品のオリジナル・マスター・テープがFINDERS KEEPERSの手に渡りまさかの再発。トルコのジャズの巨匠がオランダでのホリデーで残したポップ・サイケなファズ・ファンク・キラー、辺境なんて看板は必要のない完成度の膳ロック・ファン必携盤です。